Profile
Yukari 海堀ゆかり

プロフィール
1980年大阪に生まれ。幼少をブラジルで過ごした後に、高校からアメリカに進学して絵を描き始める。ニューヨークで現代画家セグリッド バートンのアシスタントやアート関係のNPOや画廊などでインターンシップを経験、オレゴン州のLewis and Clark大学芸術科を卒業後、現地でグループ展などに参加。美術講師を後に帰国。創作活動を続ける。主にアクリル絵画を中心に制作。

絵について。
絵はその時々のテーマにそって書かれています。私のこれまでのテーマは、周りで起こっているイベントなどから受けたインスピレーションにもとづいています。2000年ごろは世の中で起こっている事件や災害について、ヒトの考える力、信じる力、感じる力、の大きさに改めて考えさせられる事が多く、必然的に私の描く絵のテーマは"ヒトとヒトが共存する世界"に基づくものになりました。ヒトの持つ信仰や文化によって、同じ場所で呼吸していても実際に住んでいる世界は違うものです。 "ヒトが心理的にすむ世界"というアイディアは私の経験【サンパウロ・ブラジル,大阪・日本,アメリカ】を通して深まりました。たとえば同じ町に暮らしていて、同じように朝起きて仕事にいって、買い物をして帰って・・・、といった中で顔見知りのひとがいたり客や店員として何らかのコミュニケーションがあったりして、生活している中のどこかで接触している私たちですが、持っている価値観や育った環境によって、何を大切に生きているのか、何を信じているのか、そして自分を世界どこに位置付けているのか、は全くことなります。必然的に弱い心をもったヒトはアイデンティティーや何かを"信じる"事によって自分なりの世界を作ろうとします。そして絵の中で、私は、私なりの世界観を絵に表現しています。

経歴
1980
大阪生まれ.
2000
アメリカ テネシー州 セントアンドリューススワニー高校 卒業
2004
アメリカ オレゴン州 ルイス&クラーク大学 芸術科 卒業賞
1998
ハンター美術館 生徒優秀賞、ハンター美術館, チャタヌガ,テネシー州.
1999
ハンター美術館 生徒優秀賞、ハンター美術館, チャタヌガ,テネシー州 ワシントン高校生コンクール 優秀賞、アクリル絵の具の部
2000
セントアンドリューススワニー高校 最優秀作品賞グループ展/ 個展
2003
"環境シンポジアム展", ルイス&クラーク大学, オレゴン州
2004
"国際女性人権シンポジアム", ポートランド州立大学, オレゴン州
" 卒業制作展", ロナ&エリック ホフマン近代美術画廊, ルイス&クラーク大学, オレゴン州2004 "アメリカ北西部芸術大学代表展",ブラック・フィッシュ画廊 (NPO),オレゴン州
2004
"個展",エピトム画廊,ポートランド、オレゴン州 2005 "C.N.S."京都 三条
2006
“Curacross”グループ展  本町・大阪
21世紀女性アーティスト展、Gallery Art心斎橋 大阪
個展、New Paintings, Gallery Art心斎橋 大阪
2007
Absinthe
その他
2002 NY画家Sigrid Burtonのアシスタント

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